

2歳の時に、歩き方がおかしいと医者にいわれ、検査を受けた結果、「家族性ケイセイ麻痺」という10万人に1人の難病である事が判明。
「家族性ケイセイ麻痺」とは、運動失調を主な症状とする神経疾患の難病で、神経細胞が徐々に破壊、消失していく病気であり、現代医学では完治する療法は見つかっていない。
現在は、全介護を要する車椅子生活で、体は動かず、話す事も出来ない。
しかし、自分の体の機能が一つ一つ失われて行くのを目の当たりにしながらも、彼は2006年夏、「書」という生きる希望を自分自身で見つけ出す。
指に筆をぐるぐる巻きにし、色紙に「書」を書き綴る表現手段を見つけた彼の初めに書いた言葉は「家族」。
溢れる想いを表現した瞬間であった。
その後、彼は、命を削り、溢れ出る想いを書き続けた。
精一杯の力で書き綴る彼の「書」は、難病を抱えているとは思えない前向きな言葉ばかりで、「笑進笑明(しょうしんしょうめい)」「必笑(ひっしょう)」など、個性的かつ、ポジティブな言葉を生み出し続けている。
2007年10月31日、それまでの作品をまとめた『笑進笑明〜駿介命の書』を出版する。この本には、自ら作詞した『笑進笑明』『サクラ咲け』という楽曲がオリジナルCDとして付けられ、日浦駿介の「言葉」と「音楽」が見事にコラボ作品として発表された。
2008年11月5日、日浦駿介の想いを、元シンガーソングライターである中川あつお氏がその「声」となって、CDアルバム『笑進笑明』という形に結実させ、リリースする。
同日、高田馬場Club PHASEにて「笑進笑明音楽祭」を開催し、フロアに入り切れないほどの観客動員を記録。
当日の模様も含めて、11月9日NHK『おはよう日本』において日浦駿介の特集番組が放送され、大きな反響を得た。
このアルバムに収録されている『夢に明日に、未来へ』は映画『サドル184ペダルー』のエンディングテーマとして使われている。
また、同映画のタイトル文字も、日浦駿介が担当した。
このような活動にメディアも注目し、今年1月12日のNHK『おはよう日本』では祝日特集という形で、本人も成人の日を迎えた日浦駿介が25分間に渡って特集され、同番組内で新曲『ありがとうの向こう側』を発表し、その活動全般にかつてない大きな反響を得ている状態である。
著書である『笑進笑明〜駿介命の書』は1/14付けでAMAZON青少年向け部門で1位を獲得した。
そして、2009年より彼がリーダーを務める『笑進笑明プロジェクト』を立ち上げ、共に、与えられた「命」をまっとうするために何が出来るかを一緒に考え、創り、発信するということに取り組んでいる。
『言葉』から『笑顔』を生み出すことが、彼の自己表現であり、彼の生きる意味となっている。
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